相場の見方

素人でもできる。
割高な中古マンションの見分け方

「気に入ったから」で価格の妥当性を判断すると、割高を掴んでも気づけません。プロでなくても、いくつかの目で"相場からズレていないか"はチェックできます。

「気に入った」と「割高でない」は別

内見して気持ちが動くと、価格の妥当性はどうしても甘くなります。「この部屋がいい」という気持ちと、「この価格は相場に合っているか」は、切り離して考えるのが大事です。

惚れ込んだまま契約して、あとで似た物件がずっと安く売られていた——これは本当に多い後悔です。ひと手間の確認で防げます。

まず ㎡単価 で並べてみる

物件価格そのものより、1㎡あたりいくらか(=価格 ÷ 専有面積)で見ると比較しやすくなります。同じエリア・同じ駅・似た築年の物件と㎡単価を並べて、明らかに高いものは"何か理由がある"と考えます。

似た3物件を並べると、割高は見える

広さの違う物件でも、㎡単価にそろえれば横並びで比べられます。たとえば同じ駅・似た築年の3物件——。

同じ駅・似た築年の㎡単価(イメージ)
物件A
58万円/㎡
物件B
60万円/㎡
物件C
72万円/㎡
Cだけ2割ほど高い。眺望や角部屋など理由があれば妥当、無ければ"割高"を疑うサインです。

割高を疑う3つのサイン

次のどれかに当てはまったら、価格の根拠を一度立ち止まって確かめたいところです。

こんなときは"割高"を疑う
周辺の似た物件より㎡単価が高い(明確な理由が見当たらない)
長く売れ残っている(売り出しから何ヶ月も動いていない)
過去に何度も値下げしている(=最初の値付けが強気だった)
1つでも当てはまれば、必ずしも割高とは限りませんが、根拠を確認する価値があります。
気になる物件、相場とズレてない?
物件名を送るだけ。相場の目線でお答えします

ネットの相場情報には、限界があります

ポータルサイトに載っているのは"売り出し価格"であって、実際にいくらで成約したか(成約価格)ではありません。本当の相場は、成約データを見ないと分かりません。私たちは業者間の売買データ(成約・売り出し)を毎朝確認しているので、「その物件が相場に対して高いのか妥当なのか」を具体的にお伝えできます。

これは、一般の方が自力で調べるのが一番むずかしい部分です。だからこそ、遠慮なく使ってください。

でも、割高=ダメではない(正直な補足)

盛らずに言うと、㎡単価が高いこと自体が悪いわけではありません。角部屋・高層階・眺望・リフォーム済み・管理が抜群に良い——きちんと理由があるなら、その価格は妥当です。

💡 見るべきは「高いか安いか」ではなく、「その価格に、納得できる理由があるか」。理由が説明できない割高だけを避ければ十分です。

その物件が相場に合うかは、成約データで見ます

一般論では「その物件が割高か」までは言い切れません。検討中の物件名やエリアを送っていただければ、近い成約データと照らして、相場に対して高いのか妥当なのかを私が正直に見てお返しします。営業の連絡はしません。

その物件の"相場妥当性"をLINEで聞く
無料・営業の連絡は一切しません
加川 将嗣
加川 将嗣(ファンズハウス代表)
大阪市の中古マンション売買仲介。「売りつけない・正直に言う」を大切にしています。物件やお金の疑問、遠慮なくLINEでどうぞ。